作者紹介

― About me ―


作家:ナカノカナ

ナカノカナ

Kana Nakano

 

ファンタジーワールドクリエイター

1973年生まれ 福岡出身・大阪在住

独学でぬいぐるみをつくりはじめ、2012年から『ボタンウサギの縫々王国 nui-nui kingdom®』を展開。個展や個人企画を中心に、人形・絵本・立体造形作品等を発表。

現在、仕事に遊び心をプラスするニン材派遣プロジェクトを実行中。



メッセージ

はじめまして、ファンタジーワールドクリエイターのナカノカナです。大阪のちいさな自宅アトリエで、ひと針ひと針チクチクと『縫々王国(ヌイヌイオウコク)』という人形ファンタジーの世界を生み出しています。

子ども時代のこと

幼い頃、私の側にはクマのぬいぐるみのコロちゃんがいました。祖母はよく布団の中で、私とコロちゃんが暮らすお話を作って聞かせてくれました。私はまどろみの中で、ぬいぐるみと友達になることや、お話をつくることを自然と覚えました。

成長するにつれて、動物や不思議ないきものたちが登場するファンタジーの世界に強く惹かれるようになりました。児童文学作品やNHKの人形劇、漫画やアニメーション。そんな創作の世界に心躍らせながら、学生時代を過ごしました。

好きな映画は『ネバーエンディングストーリー』。物語の世界と現実世界がつながっていることに深く感動し、興奮しました。また、絵本『ノーム』の存在も大きく、いつか私も実在を感じられるような物語世界を生み出したいと思うようになりました。

はじめてのぬいぐるみ作り

とはいえ、内気で不安を抱えていた私にとって、アートや表現の世界はどこか遠い夢の世界でした。高校卒業後、就職の道へ進んだものの、心の奥の方でいつもモヤモヤとした気持ちを抱えていました。

結婚して息子が誕生した時、ふと等身大のクマのぬいぐるみを作ろうと思ったのが、ぬいぐるみ作りのきっかけでした。

裁縫は小学生の頃に母から教わりました。母は洋裁が得意で、子どもの頃には服やぬいぐるみを作ってくれました。

息子のためのクマは、バスタオルで制作しました。生地やワタのやさしい手触りと、針に糸を通してチクチクと縫うことがとても楽しく、ぬいぐるみを生み出せたことが つかの間の自信と癒しになりました。

転機となった30代のこと

仕事と家事と子育ての両立に奮闘していた30代。全てが中途半端に感じられて、苛立ちと無力感にイライラする日々。息子の学級崩壊にもうまく対応できない⋯。

そんな中、いつも側で支えてくれた義父母が闘病の末、相次いで他界。どん底に突き落とされたような感覚でした。

「人生には限りがある。私は私らしく生きたい!」ようやく自分の人生と向き合う決心がつきました。

苦手なことにイライラする自分を手放すために、会社を辞めました。心のゆとりは、家族の仲も変化させていきました。

自分と家族の時間を愛おしみながら、独学でテディベア作りを始めました。布のやさしい手触りやキャラクターを生み出す楽しさに、自分らしさを取り戻していくのを感じました。

ある時、不思議な形のボタンを瞳に使ってウサギのぬいぐるみを作ったところ、その子が私に語りかけてきました。幼い頃に遊んだ、コロちゃんのように。懐かしさと嬉しさで、心がふるえました。私はボタンの目を持つウサギのぬいぐるみを夢中になって作り始めました。その子の家族や、仲間たち。縫い進めていく中で、物語の世界が次から次へと溢れてきて…。

そうして誕生したのが、ボタンウサギの縫々王国です。

そして、10年目の今

子どもの頃から憧れながらも、一度は諦めたアートや表現の世界。けれど、遅咲きながらもボタンウサギたちと共にいろんな世界を冒険し、たくさんの方々に支えられながら活動を続けてもうすぐ10年になります。

少しずつ彼らの物語をブログに書いたり、ZINE(本)にしたり。自分が子どもの頃に夢中になった『ノーム』や『はてしない物語』のような本を出版したいという目標があります。

また、最近ではボタンウサギたちをニッポンの社会にそっと忍び込ませる、遊びのような仕事のようなこともしています(ニン材派遣企画)。心や身体が心地よく感じるものを大切にしたくて、友人と天然ワタの栽培も始めました。

彼らの声を聴きながら、ひと針ひと針チクチクと⋯。数を生み出すことはできませんが、いつか100体展を開催することも目標のひとつです。

最後に

私が大切にしている言葉に「不幸は感情、幸せは意思」というものがあります。不安や悲しみで心がモヤモヤする時、私はこの言葉を思い出して、できるだけ楽しいことで心を満たすようにしています。

ファンタジーは人生を豊かにする魔法だと私は考えています。人形たちの世界はいつもやさしさとユーモアにあふれていて、私やあなたが遊びに来るのを待っています。このちいさな王国が、たくさんの方の笑顔とつながることを心から願っています。



主な仕事歴

企業様向け企画「ニン材派遣」オーダー制作多数

『amon Haircare & Design』(福岡)キャラクター『アモンちゃん』デザイン・制作

『ギャラリーARCA』(神戸)キャラクター『アルカ君』デザイン・制作

個人様向け企画「縫々王国の住民になろう」オーダー制作多数

『フルゥツ彩園あまくさどろっぷす』(熊本)商品用イラスト (敬称略)


受賞

2018年

第23回日本の美術 全国選抜作家展にて立体造形作品「植物学者オリバーの冒険」で審査員特別賞


メディア

2021年

ラヂオきしわだ「むんむのやってるデー!フライデー!」ゲスト出演

 

2018年

雑誌「+DESIGNING46号」(マイナビ出版)デザインガール図鑑に掲載

 

2013年

TV佐世保「スポットインさせぼ」にて個展の取材紹介 

●植物学者オリバーの冒険/65×65×70㎝



展示会

2022年

企画展「時空を旅する冒険者たち」(神戸・ギャラリーARCA)

 

2021年

個展「ヌイーン音楽祭」(神戸・ギャラリーARCA)

企画展「住吉橋ZOO」(堺・ギャラリー住吉橋)

企画展「ART SPINNING〜つむぐ展」(堺・ギャラリー住吉橋)

企画展「旅の仲間たち-The Fellowship of the Journey」(神戸・ギャラリーARCA)

 

2020年

クリスマスアートマーケット(堺・ギャラリー住吉橋)

企画展「go!go! ZINE days 2020」(神戸・南天荘画廊)

個展「JOYFUL」(神戸・ギャラリーARCA)

企画展「animal art exhibition」(東京・リベストギャラリー創)

企画展「ちいさな旅-ミニチュアとドールの世界」(神戸・ギャラリーARCA)

 

2019年

企画展「go!go! ZINE days」(神戸・南天荘画廊)

個展「ボタンウサギとボタンの魔女」(神戸・ギャラリーARCA)

イベント「五月のまどろみ」(京都・MSF room)

イベント「クリエーターズマーケット in 京都」(京都)

 

2018年

ZINE SONIC 2018 WEST(京都・Magasinn Kyoto)

企画展「2018 Christmas Exhibition」(東京・リベストギャラリー創)

二人展「バッグサーカスinワンダーランド」(大阪・LION CIRCUS)

永遠の朋友展2018(台湾・中正紀念堂)

企画展「絵本をつくる―それぞれの物語」(東京・Gallery DAZZLE)

第23回日本の美術 受賞作家展(東京・銀座洋協ホール)

企画展「ZINE Week」(東京・Gallery DAZZLE)

個展「Journey」(神戸・ギャラリーARCA/アトリエシード)

第23回日本の美術 全国選抜作家展(東京・上野の森美術館)

グループ展「Decorative Greetings exhibition」(東京・Gallery DAZZLE)

環境をアートの色で変えていく展(石川・金沢21世紀美術館)

 

2017年

グループ展「2017 Christmas Exhibition」(東京・リベストギャラリー創)

絵本展Vol.4「夢みる本の世界」(横浜・FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)

4th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART(フランス・パリ)

個展「縫々王国2017」(大阪・雑貨と喫茶とギャラリーと ひなた

企画展「ZINE Week」(東京・Gallery DAZZLE)

「ベラドンナ・アート展」(東京都美術館)

グループ展「DECO WALL展」(東京・Gallery DAZZLE)

 

2016年

個展「縫々王国 ウサギの国のティーパーティ」(大阪・雑貨17)

「縫々王国 プチ個展」(大阪・Makadii*)

 

2014年 

催事「マツドアケミセレクトショップ LOVE MOTIF」(大阪・阪急百貨店うめだスーク)

             

2013年

催事「第3回クリエーター作品展」(福岡・井筒屋コレット)

個展「ナカノカナ展」(長崎・ギャラリーカフェ三花嶺)

イベント「クリエーターズマーケット」(名古屋)

イベント「大阪アート&てづくりバザール」(大阪)

 

2012年

催事「第2回クリエーター作品展」(福岡・井筒屋コレット)

イベント「クリエーターズマーケット」(名古屋)

イベント「大阪アート&てづくりバザール」(大阪)