◆(左から)カーター記者・デイビス記者・マルコ記者見習い・トーマス編集長・ヘレン記者

「国王が歓迎!ようこそ使節団!」


友好国であるヒツジの国からの親善使節の一団が、南部の港から王室専用飛行船でようやくヌイーンブルク城へ到着。国王に謁見した。


12年ぶりの使節団来国を国王はとても喜ばれ、得意の言葉遊び(駄洒落)を連発。世話係のコバレフスキーは通訳に苦戦したようだ。


明日はデルセンの街で歓迎式典が催される。

(デイビス記者)


「『花園の恋』新キャストはソフィに決定!」

 

人気舞台『花園の恋』の西部公演でのキャストがようやく決定しましたよ!
恋人の妹役には期待の新人女優ソフィ。
中央公演を一度観ていた彼女、なんとほとんどのセリフを覚えていたというのだから驚きです!
「とても素敵な劇だったので、頭から離れなくて…。まさか私がその舞台に立てるなんて夢のようです」(ソフィ談)

いきなりの通し稽古をほぼ完璧にこなし、演出家のライチャック氏も大絶賛。地元西部での好演に期待がかかります

(ヘレン記者)

 

●『花園の恋』西部公演 6/19~7/2アリクイ座にて


「かんげい式典に行ってきたよ!」


昨日はトムおじ…じゃなかった、トーマス編集長と取材という名のヒツジさんたちのかんげい式典に行ってきたよ!

たくさんのひとたちがヒツジさんを見にきていたよ。
ヒツジの国ではドレスもモコモコなんだね。さわってみたくてウズウズしたよ。

え、ヒツジさん女のひとだったよ?

(マルコ記者見習い)


「デニー&ドリーのマジックショー、本日から!」


注目の新人公演として王国内を巡業中の『双子の奇術師デニー&ドリー』の北部公演が本日スタートした。
4月の西部アリクイ座公演を経て、ますます腕に磨きをかけた彼らのショーに注目だ。

デニー&ドリーからのメッセージ
「北部のみなさん!楽しいショーのはじまりですよ~!
 デニデニドリドリ・ミラクルミラクル☆」

公演はワニガメ座にて11日まで。

(カーター記者)


「使節団、視察へ!」


王室での歓迎を受けたヒツジの国からの親善使節団は、来月末まで国内に滞在する許可を得た。
一団はこれから3手に分かれ、中央部と北部・西部・南部を視察する。

「私達ハ南部ニ行キマス。火祭リ楽シミデス。トトカゲチョ買イマシタ!」(ヒツジ談)

ちなみにマドラス島と東部滞在も希望したようだが、当然ながら許可は得られなかった。

(デイビス記者)


「雷ギターのキース、西部で野外公演!」


ギタリスト・キースの野外公演が西部ヘンゼル広場で開催されました。
キースと云えば、伝説の雷ギターの所持者。
刺激を求める若者たちが大勢詰めかけ、彼の演奏にシビれていました。

途中、妹のハンナが舞台に上がり、観客と一緒にバースデーソングを大合唱!そう、今日はキースの誕生日でもあるのです。
ハンナの熱唱に、さすがのキースも驚きを隠せない様子でしたよ。

(ヘレン記者)


「キース、抱きつかれる!?」


昨日の公演でその人気ぶりを見せつけたギタリストのキースが、なんと女性に抱きつかれているのを目撃!

スキャンダルかと思いきや、よく見ると相手は妹のハンナ
どうやらバンドのボーカルをしないかと、話をもちかけていたようだ。
メンバー集めに苦戦していたキース、いよいよバンド始動か!?

(デイビス記者)


「本日最終日!デニー&ドリーの北部公演」


連日大好評の「双子の奇術師デニー&ドリー」のマジックショー!
北部ワニガメ座公演は、本日いよいよ最終日を迎える。
本公演の目玉となる双子が次々と入れ替わる大技「連続イリュージョン」は必見!当日立見席もあるので未体験の方はぜひ!

なお、弟子をこっそり見守るキング・バリー氏を見かけても、怪盗紳士と間違えて通報しないように願いたい。

 

(カーター記者)


「なんとまさかの怪盗紳士!?」


昨日北部公演を大盛況で終えた双子の奇術師デニー&ドリー。
そんな彼らから驚きの通報が!
最終日のお約束となっている師匠キング・バリー氏のお忍びだが、昨夜客席にいたのは本人ではないというのだ!

「今回は師匠、初日に来てたよ。初披露のイリュージョンの出来が気になったみたい」「昨日の師匠はニセモノだよ」(デニー&ドリー談)

ということは、昨夜のキング・バリー氏は…
我々の報道を利用して警備の目を欺いた、まさかの怪盗紳士ということなのか!?目撃情報求む!(カーター記者)


「「夏の雨」が降っているよ!」


今日は「夏の雨」の日だから、みんなお休み。
縫々日報編集室もお休みだよ。

明日には雨もあがって、縫々王国は夏になるんだよ!
楽しみだね。

 

(マルコ記者見習い)


「『火祭り』来週から!」


今日から夏!ということで、南部の港町ホフマンでは、いよいよ一週間後に控えた『サラマンダ―フェスティバル』(通称「火祭り」)の準備が進められています。
今年もダンスショーやサーカスなどお楽しみがいっぱいですよ!

毎年3日間にかけて開催されるこのお祭り、元々はゴブランの民の祀りであることはご存知でしたか?
最終日に行われる、ゴブラン各部族の威信をかけた「トカゲレース」は必見ですよ!

『サラマンダ―フェスティバル』は6/22~24南部ホフマンにて開催です!(ヘレン記者)


「カメノコサーカス団、到着!」


昨年の火祭りで大好評だった『カメノコサーカス団』が、今年も南部にやってきましたよ!
東部の珍しい生き物たちが登場する曲芸や、空中ショーなど、見どころ満載!


出演は1日目(夜の部)・2日目(昼の部)です。お楽しみに♪

 

(ヘレン記者)


「いよいよ明日から!『花園の恋』西部公演」


先月中央大劇場で公演されるや「花園ブーム」を巻き起こしたあの舞台、アグネス主演の『花園の恋』が明日から西部アリクイ座で上演される。
注目は何といっても新人女優ソフィ。出身地でもある西部で、人気舞台の新キャストとはプレッシャーもかなりのものだろう。

「皆さんに助けていただいてます。特にアグネスさんには妹のように可愛がっていただいて…。上演が楽しみです!」(ソフィ談)
公演は明日6/19から7/2まで。

(デイビス記者)


「『火祭り』で観光客続々と」


22日から南部ホフマンの町で開催される『サラマンダ―フェスティバル』(通称「火祭り」)を楽しもうと、各地から観光客が続々とつめかけている。

会場となる広場の周辺では、食べ物や土産物などの屋台が立ち並ぶ。人気の土産物は「トカゲレーサーカード」。
高揚を抑えきれず、所構わず踊りの輪ができる。すでにお祭りムード全開といった様子だ。
船で訪れた者の中には、はしゃぎすぎてうっかり海へ転落する者も。

(カーター記者)


「『火祭り』パレードでスタート!」



南部っ子のお楽しみ!毎年恒例の『火祭り』が始まった。
港町・ホフマンに開催のファンファーレが高らかに鳴り響き、打ち上げ花火に歓声が上がった。
火の精霊を模した賑やかな仮装パレードが町を練り歩く。
ゴブランの民とトカゲが登場すると、見物客の歓声はひと際大きくなる。

野外ステージでは情熱のフラメンコショーが。
夜にはサーカステントにて、カメノコサーカス団による珠玉のステージが待っている。

(カーター記者)


「火祭り2日目!」


今日も南部の『火祭り』会場は賑わっていますよ!
カメノコサーカス団のテントには、昨日のショーの噂を聞きつけて、大勢の観客がつめかけました。
笑いと感動のステージの後には、出演した東部の珍しい生き物たちとのふれあい撮影タイムもありましたよ!

野外ステージでは旅芸人一座による華麗な踊りと演奏に、皆うっとり。客席にはヒツジの国親善使節団の姿も。

広場の木陰では、屋台のニンジン焼きをかじりながらトカゲレースくじ『トトカゲチョ』の予想をしている方が。本日締切なのでお急ぎくださいね。
明日はいよいよトカゲレースです!(ヘレン記者)


「トカゲレース、ニアラぶっちぎり!」


火祭りもいよいよ最終日。
町では朝からトカゲレースの話題で持ちきり。
優勝常連のクルルン族・タミアがレースを引退したことで、レースくじ・トトカゲチョの予想も割れたようだ。

レースは序盤、コース内に侵入した子トカゲを避けて先頭のニアラが失速。クルト、パムに順位を譲るも、最終の断崖コーナーで奇跡の追い込み!会場を大いに沸かせ、見事2度目の優勝を果たした。
以下の順位は2位クルト(トトン族)、3位パム(スタット族)、4位ナムル(クルルン族)。
フィナーレではニアラの属するララッタ族の長が精霊に祈りを捧げ、『火祭り』の幕は下りた。

とはいえ南部はまだまだアツイ!広場では片づけそっちのけで、たき火を囲んでのダンスパーティが一晩中続く。

カーター記者)


「名探偵、名推理ならぬ名予想!?」


昨日行われたトカゲレースのレースくじ、なんと名探偵が見事的中していたことが当紙の取材で明らかになった。

「本命がきたから、大した配当じゃないけどねぇ」
と言いつつ、口元が少々ニヤついている名探偵。
中央部の孤児施設に寄付するそうだ。

 

(デイビス記者)


「『ラウルの帽子屋さん』にいってきたよ!」


今日はトムおじ・・・じゃなかった、編集長と『ラウルの帽子屋さん』にいってきたよ。
編集室の記者たちの帽子は、ここで特注で作ってもらってるんだ。

編集長はオペラハットを注文していたよ。
もうたくさん持ってるのになぁ。

 

(マルコ記者見習い)


「中央交響楽団 定期演奏会まもなく」


ヌイーン国立中央交響楽団の定期演奏会がいよいよ7/5に中央大劇場で行われる。
曲目は
ラフヌイノフ:歌劇「農夫と巨大人参」序曲
レナード:ピアノ協奏曲 第126番
フランネルスキー:バレエ組曲「ヒメサマハネトカゲとキラキラの森」
指揮はフレデリック。

名門オーケストラの奏でる特別な一夜をあなたに!

(デイビス記者)